レーザー脱毛は皮膚と毛の、一般的には毛のメラニンの密度は皮膚の5〜6倍あるとされている、メラニン密度の差を利用しています。メラニンに強く吸収された熱エネルギーが毛幹、毛の周りの毛包、毛がつくられる毛乳頭に伝わり毛根を破壊するわけです。
1回では破壊されませんが、繰り返し行うことで肉眼的には目立たなくなります。
メラニンが多く黒くて太い毛では、毛根の破壊度は、薄くて細い毛より大きいです。
再度のレーザー脱毛で、毛が細くて薄くなれば、照射エネルギーを増加する必要がありますが、このとき、日焼けした黒い皮膚では熱エネルギーが皮膚にも吸収されて、やけどを起こしてしまう可能性があるわけです。
日焼けした方の細く薄い毛を処理する場合には、より波長の長いヤグレーザーが第1選択となります。進達度はヤグが一番深く熱エネルギーを毛包や毛乳頭に伝え、ついで、
ダイオード、アレキサンドライトレーザーの順となります。波長の長いレーザーほどより深部に到達しやすいという性質があるからなのです。ヤグレーザーではメラニンに対する吸収率が高くないので、照射エネルギーをあげてもヤケドを起こす可能性はずっと減少
するのです。毛幹や毛乳頭は完全に破壊されていますが、皮膚の表面は障害をうけて
いません。最近アメリカでは、黒人やヒスパニッシュの人たちの脱毛に人気で、多く用いられています。




従来のレーザーは、毛根に作用する前に皮膚にエネルギーが吸収されるので、やけどや水泡といった皮膚のトラブルを生じることがありました。レーザーのパワーを弱くすると毛根にエネルギーが伝わらず、効果が少なくなるということが欠点でした。
Gentle YAGレーザーは、皮膚にはダメージがほとんどなく深部に主に作用するので脱毛効果が特に優れています。皮膚表面のダメージが最小限なので、レーザー照射の間隔が従来であれば時に2〜3ヶ月要していたのに比べ、毛根のサイクルに適した1ヶ月毎の照射が可能となり永久脱毛の期間を短縮することができました。
また1回の照射に要する時間も短く、わきであれば5分程度で終わります。脱毛に要する期間は、1ヶ月毎にレーザー照射を行った場合、照射部位、毛の濃さや部位、レーザーの強さなどによって異なりますが平均的には6ヶ月くらいです。
またスポットサイズの従来機種に比べ非常に大きいため、乱反射によるエネルギーのロスが少なくレーザービームはより深部まで到達でき、また大口径のスポットは広範囲のメラニン疾患にも大変効率よく治療することが可能です。